江戸川区下篠崎町　らいおん整骨院　｜ 交通事故・労災・生保・生活保護・各種保険取扱

だからと言って、２０・３０代に起こらないわけではありません。

男女の差はというと、以前は圧倒的に

男性が多いと思われていたのですが、

今は、女性の方が多いと言われています。

◇利き手に多い？

『四十肩・五十肩』は、使い過ぎで痛むことが原因だから

利き手に起こりやすいでしょ？

と、思われてませんか？

実は、そうではないのです！

実際の患者さんのなかには、

「あまり使ってないのに・・・」

「利き手じゃないしなんでだろう・・・」

と、首をかしげる方がほとんどです！

「よく使うから痛む」

これが、痛みの原因の多い理由です。

しかし、四十肩・五十肩はまったく逆です！

必ずしも、よく使う人が四十肩・五十肩にならないという

ものではありません。

◇症状はどのようなもの？

四十肩・五十肩は、じっとしていても痛みます。

と、睡眠を邪魔されます。

そんな人でも、１ヶ月程度で少しはましになります。そうすると、

「じっとしていれば痛くないけど肩を動かすと痛い」になります。

それが、次に起こる症状は、『挙上痛』です。

肩を下げた位置から、ほとんど挙げることが出来ず

服を着る、髪を洗うなど生活に支障をきたします。

最初はどう動かしても痛いのですが、徐々にその痛みも

ましにはなってきます。

といったように、どちらもすぐには良くならず

『まし』になる程度で、何か月も痛みが続きます。

肩の動きもいろいろあります。

１．伸展・・・後ろに振る動き（後ろのものを取る）

２．屈曲・・・前から上に挙げる動き（洗濯物を干す）

３．外転・・・横に挙げる動き（服に腕を通す）

４．外旋・・・外側にひねる動き（結髪動作）

５．伸展・内旋・・・背中に手を回す動き（結帯動作）

このような動きがあります。

そして、この順番で肩の動きも治っていくので

これを知っておくと、今自分がどれだけ治ってきているのか

目安にもなりますね＾＾

四十肩・五十肩は一度治れば

しばらく再発することはありません。

「昔、痛めたのがまた痛くなってきたのかな～」

その痛みが、また痛くなることは絶対にありません！

◇さいごに

そうなる前に、自身で気付き適度な運動をするように

心がけましょう！！

「少し前から肩に違和感くらいの痛みがあった。

使えなくはないから、そのまま放っておいたら少しずつ

肩が挙がらないくらい痛くなってきた。」

というような症状を訴える患者様が１番多いです。

初めは大した痛みではなくても、

「背中に手が回らない」

「肩が挙がらないから髪を洗えない」

などの日常生活に不便が出てきます。

このような症状が出た時に、

「ほっといたら治るだろう」

こう思う方も少なくないと思います。

たしかに、どんな痛みもいつかは治る可能性はあります。

しかし、治るといっても３ヶ月先・６ヶ月先・１年先

長引けば、２年先なんてことも起こりえるのが

四十肩・五十肩なのです。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

よく、歳の違いで４０代になったら四十肩。５０代になったら五十肩。

と、年齢によって言い分けると思っている人も少なくないと思います。

２０代だから四十肩になるわけがないと思い込んでいると痛い思いをしますよ＾＾！

実際、四十肩や五十肩は４０歳代以降に好発し、肩の痛みによって

腕が挙がらないなどの症状が起こるが、ハッキリした原因がないのも特徴です。

諸説あり、古くは５０歳を迎えると加齢により関節が弱り痛むとされ、

五十肩（長命病）ともいわれていたり、

現代では、４０歳が働き盛りでよく肩を使うために痛むともいわれる為に

二つの呼び名があるともされていますが、今では両者とも

同じ意味で使われています。

次回も四十肩・五十肩について書いていきます。